エーベックスに対応
私たちは誰でも、薬品などが多く使われた人工的なものより、自然にとれたものを食べるほうが体によいことを、それとなく感じています。
昔から健康によいといわれていた食べものには、活性酸素の「消し屋」が多かったのです。
また、化粧品に含まれる天然成分も消し屋です。
ヒフの健康を守り、老化を防ぐことになります。
こうして調べていくと、次のような仮説を立てることができます。
「人工的なものは活性酸素を出し、自然なものは打ち消す」。
今、この仮説を証明するために懸命に研究しています。
〇日分で「実行する」美容法~かめばかむほどキレイになる法則
活性酸素を消す食べ物があるだけでなく、唾液にも「消し屋」としての力があります。
唾液にはカタラーゼ、SOD、ペルオキシダーゼなどの酵素が含まれており、それらの酵素が、活性酸素を退治することがわかったのです。
この研究はもともと、唾液に発ガン物質の毒性を消す力があるかどうか、という実験をしていたものです。
これまでに四〇〇人以上の人々から、唾液を提供してもらい、酵素の活性を測定するとともに、唾液の活性も同時に測定しました。
その結果、消し屋としての力には個人差がありました。
力の強い人と弱い人がいるのです。
そしてそれはペルオキシダーゼという酵素の活性の強さと、ほぼ完全に相関していました。
酵素の活性の強い人は消す力が強く、弱い人は消す力も弱いのです。
一般的に、高齢者私はガン予防は、結局、活性酸素の退治にかかっているという「活性酸素退治説」を唱えています。
最も簡便な活性酸素の退治法は、唾液の活用でしょう。
つまり、活性酸素を発生させない自然の食物を食べるだけでなく、なんでもよくかんで食べればよいということになります。
ガン予防はもちろんのこと、ヒフの老化やシミにも活性酸素がかかわっていることは、すでにお話ししたとおりです。
そこで、私は「一口三〇回の会」を設立しました。
現在、会員募集中です。
会費は無料。
会則はただ一つ「一口食べ物を入れたら、三〇回はかもう」、それだけです。
活性酸素をかみ消すわけです。
読者の皆さんのご入会をおすすめします。
美女は深夜につくられる
私たちの体を覆っているヒフの細胞は、常に細胞分裂をくり返しながら、次々に新しい細胞をつくっています。
子どもや若い人では、約一〇時間ごとに新しい細胞が生まれています。
一日に二回も生まれ変わるのだから、若い人のヒフは、できたてほやほやの細胞が多いわけで、みずみずしいのは当然です。
つまり、若い人は新陳代謝の速度が速くて活発なのです。
でも、だんだん年をとると細胞の分裂のスピードが遅くなり、古い細胞がヒフに長く止まります。
これは一種の老化現象ですから、残念ながらこれを完全に食い止めることはできません。
ただし、年齢のわりに若々しいヒフの人がいることも事実です。
人によってずいぶん違うことにお気づきでしょう。
とくに、中年層ではその差が大きいのです。
つまり、いつまでも若々しいヒフを保っている人は、ヒフ細胞の新陳代謝がよいことになります。
では、新陳代謝をよくするにはどうすればよいのでしょう。
夜更かししたり、寝不足だったりすると、次の日、鏡の中のあなたの顔はいかにも疲れた感じで、ヒフからはバリもツヤも失われています。
強いストレスなどが長くつづいて、不眠症になったり、忙しすぎて睡眠時間が慢性的に不足すると、結果はてきめん。
ヒフの老化を促進するのです。
まずストレスの解消をしましょう。
好きな音楽を楽しむ、ハーブの香りでリラックス、そしてゆっくり入浴しましょう。
ヒフをいたわるためには、ぐっすり眠ることです。
ヒフは敏感にあなたのいたわりの気もちを感じてくれます。
安らかな眠りこそ、美容や健康へのパスポートです。
ヒフ細胞の新陳代謝が巌も活発に行われるのは、夜の一一時から朝の五時までの六時間です。
だからこの六時間に、ヒフをリラックスさせ、十分呼吸させ、新陳代謝の働きがスムーズにできるようにすることです。
ほかにもこの六時間の安らかな眠りの間にこそ、美容や健康にかかわる重要な働きが行われています。
それは、成長ホルモンです。
成長ホルモンは、子供を大人に成長させるホルモンとしてよく知られてきました。
成長ホルモンの分泌が不足すると、身長が伸びないなどの障害が起こります。
最近の研究で、子供の成長だけでなく、大人にとっても重要な働きをしていることがわかってきました。
血液中のアミノ酸の濃度をコントロールしたり、脂肪を分解して必要なエネルギーを供給したり、インシュリンと協力して新しいタンパク質をつくるなど、大人の新陳代謝の大切な役割も果たしているのです。
ヒフのバリとツヤを生み出し、若々しさを保つ新陳代謝こそスキンケアの重要な条件です。
そしてこのスキンケアの主役・成長ホルモンは睡眠中に分泌されるのです。
しかも質のよい睡眠が必要です。
ハリとツヤのある若々しいヒフを保つためには、熟眠・快眠がなにより必要なのです。
お寝み前のワンポイント。
若い女性には必要でないかもしれませんが、乾燥肌の人は、睡眠時に保湿性のあるローションなどを補うとよいでしょう。
トータルスキンケアとはつまり、人工的な化学物質や環境をさけ、ストレスとうまくつきあいながら、自然に近い食生活を心がけ、ヒフの手入れをすることにつきるのです。
そしてそれは細胞にとって有害な活性酸素が発生しにくい状況をつくることなのです。
「すっきり」「さっぱり」の功罪~髪は意外と汚れやすいもの
入浴やシャワーは、体の疲れをとりストレスを解消するだけでなく、スキンケアには欠かせません。
汚れをとり、清潔にするのはもちろん、毛細血管が開いてヒフのすみずみまで血液が流れて、栄養をいきわたらせ、ヒフ細胞をよみがえらせます。
ここではまず、髪について述べましょう。
髪の毛には意外に汚れがつくものです。
大気汚染の汚れ、ホコリや煙などが主なものですが、整髪剤(とくにジェルやフォームなど)をつけていると、これらがさらに髪につきやすくなります。
また、皮脂の分泌が多いために、頭皮はあぶらっぽくなりやすいところです。
とくに男性は、男性ホルモンの関係で女性よりも皮脂量が多いのがふつうです。
そのほかにも汗、フケなどが出ますから、頭皮は、顔以上に汚れやすい部位であるといえるでしょう。
だから洗髪にはある程度の強い洗浄力が求められます。
そのため、石けんよりもシャンプー剤が広く用いられています。
シャンプー剤が現在のようにトロリとした液状になったのは、一九七〇年代のことです。
その前は粒状のもので、刺激も強く、ヒフへの負担が大きかったのです。
現在のシャンプー剤は、日にしみることはなく、ヒフへの刺激も少なくおだやかです。
日坂近では、洗髪の回数の上昇に対応して、頭髪や頭皮に対して刺激の少ない、マイルドなタイプのシャンプー剤が増えています。
環境にとっても、やさしいものということができます。
とはいっても、あまりひんぱんにシャンプーをしたり、洗浄力の強いシャンプー剤を使っていると、かえって髪の脂分がなくなって髪を傷めたり、ヒフ障害を起こすことがあります。
シャンプー剤といってもいろいろなタイプがシャンプー剤に含まれる成分には、増泡剤、増粘剤、安定剤、乳濁剤、コンディショニング剤、フケ取り剤、殺菌剤、トニック剤、キレート剤、紫外線吸収剤、色素、香料などがあります。
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